レポート再構成時のRawdata存在判定

レポート再構成機能(システム管理 > レポート再構成)の「Step 2.時間間隔と対象コレクターの指定」において対象日付範囲を指定するダイアログボックスがあります。ここには,コレクターごとに各日付のRawdata存在状況が,No Data,Incomplete Data,Complete Dataの3種類の色分けで表示されます。

レポート再構成時の日付範囲指定ダイアログ

この判定は,1分ごとにディスク上に作成されるRawdataファイルに基づいて以下のように行われます。

種別 条件
No Data 毎時0分,5分,10分…のRawdataファイルが一つも存在しない
Incomplete Data 毎時0分,5分,10分…のRawdataファイルのうち1つでも存在しないものがある
Complete Data 毎時0分,5分,10分…のRawdataファイルがすべて存在する

従って,正常にフローレコードを受信し続けている場合でも,トラフィックの落ち込んだ時間帯にRawdataファイルが作成されないことがあるとIncomplete Dataと判定されることになりますので,あくまでも目安としてお考えください。なお,Rawdataファイルの一覧は,CLIよりshow rawdataコマンドで見ることができます。

show rawdata {internal | nfs} [ from <from-datetime> to <to-datetime> ]

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